2023.10.30(月)17:00より、偕行会グループへ入職したインドネシア人特定技能16名に対する「歓迎式典及び交流会」を開催いたしました。
式典には、多用の中、偕行会グループの役員の皆様はじめ配属先の管理職の皆様約50名に参加していただくことができました。
式典ではインターナショナル介護アカデミーを統括されてきた熊澤副部長の挨拶のあと、国際医療事業部 金森課長が「バンジャルマシン市特定技能1期生の歩み」として、偕行会とバンジャルマシン市との関係性などをスライドショーで紹介しました。
1年間に渡る日本語学習などの思い出の写真のなかで机に張り付いて勉強する自身の姿に、懐かしさから一様に笑い、恩師の姿が映ると涙を見せる子もいました。
続けて川原会長、山田理事長より温かいお言葉と、力強い激励を受け、
開場前は緊張していた16名は笑顔で、リラックスした様子で話に耳を傾けました。
また、特別ゲストの二胡奏者チャンビン様にお越しいただきました。会場の都合からご演奏頂くことはかないませんでしたが、法人忘年会での演奏が予定されていると紹介があり、一同心を躍らせました。
続けて特定技能16名代表フスヌル・ハティマさんから参加者へ、ご挨拶がありました。
スピーチでは、普段の優しい対応と、この場を設けてくれたことへの感謝を述べました。
インドネシアでは、看護師として働く機会がほとんどなかったこと、特定技能という制度を聞いて、日本で働くことに魅力を感じ日本へ行く決意をしたことを話したのち、
「介護福祉士の資格を取得する為、頑張ります!」と力強く語ってくれました。
ハティマさんが挨拶を終えると続けて会場の皆様へ、お礼の歌のプレゼントを送りました。
【パンバタンガン】という曲で、バンジャルマシン市から日本に飛び立つ直前の壮行式でも披露した歌を、日本の偕行会の歓迎会でも披露してくれました。
10分間の休憩を挟んだのち、第二部は歓迎交流会です。
川原専務理事より乾杯の挨拶をいただきました。
挨拶の冒頭では「ようこそ、待っていました」と、16名に声をかけ、ご自身がインドネシア語を勉強した時期があり、知らない言語を学ぶことの大変さを実感していることから、言語の中でも難しいとされる日本語を学び来日したという努力を称賛されました。
今後、日本の医療現場で活躍するという、彼らの成功が、次に続く人たちへの見本となるように、偕行会の各施設で活躍して欲しいという想いを述べられました。
その後16名はそれぞれ自身が所属する施設のテーブルで歓談の時間を過ごし、楽しく食事をしていました。各テーブルは非常に賑やか盛り上がっており、会場のあちこちから笑い声や歓声が聞こえていました。彼らも本当に楽しい時間を過ごせたようです。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ、堀川副会長から締めのごあいさつをいただきました。
ご挨拶が全てインドネシア語で行われた為、会場はどよめき、特にインドネシア人からは感嘆の声や拍手が巻き起こりましたので以下にご挨拶の全文を掲載致します。
Halo semuanya.
(こんにちは皆さん)
Saya Kazuhiro Horikawa Wakil Ketua Grup Kaikoukai.
(私は堀川和裕と申します。偕行会の副会長です。)
Kami dengan hangat menyambut Anda semua.
(私たちは皆さんを心から歓迎します。)
Kami berharap Anda dapat bekerja dengan bahagia dan penuh semangat di Jepang.
(私たちは皆さんが幸せに、元気よく働いてくれることを願っています。)
Yang terpenting saya dengan tulus dapat berteman baik dengan Anda semua.
(一番大事なことは、皆さんといい友達になりたい、と私は思っています。)
Tolong cintai Grup Kaikoukai sama seperti kami mencintaimu.
(私たちが皆さんを愛しているように、皆さんは偕行会を愛して下さい。)
Terima kasih banyak.
(本当に今日はありがとうございました!!)
以上をもって歓迎会はお開きとなり、参加者を見送った後、16名も帰路につきました。
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